統合的で自律的なキャリア開発を目指す

大学授業開発論Ⅲ

大学授業開発論Ⅲとは?

大学教員を目指す大学院生が、大学教員の職務領域における価値、現状の活動と計画、それらの学術的な統合を記録する「教育・研究・社会貢献の抱負」の作成を通して、現実的かつ自律的なキャリアの見通しを持てるようになります。

目的と概要

大学教員を目指す大学院生が、大学教員の職務領域(教育・研究・社会貢献)における価値、現状の活動と計画、それらの学術的な統合を記録する「教育・研究・社会貢献の抱負」を作成することを通して、現実的かつ自律的なキャリアの見通しを持てるようになる。

学習目標

  • 自らの教育における価値を言語化できる。
  • 自らの研究における価値を言語化できる。
  • 自らの社会貢献における価値を言語化できる。
  • 現状の教育活動を的確に記述し、将来計画を立案できる。
  • 現状の研究活動を的確に記述し、将来計画を立案できる。
  • 現状の社会貢献活動を的確に記述し、将来計画を立案できる。
  • 教育・研究・社会貢献という3つの領域に共通する価値を言語化できる。
  • SoTL活動としての教育研究を計画できる。
  • 受講生とのピアレビューや教員からのフィードバックにおいて、建設的なコミュニケーションがとれる。

15回の内容

第1回 オリエンテーションと自己紹介
第2回 SoTLの考え方と教育研究-1
第3回 SoTLの考え方と教育研究-2
第4回 SoTLの考え方と教育研究-3
第5回 SoTLの考え方と教育研究-4
第6回 高等教育がおかれる現状
第7回 「研究哲学」を形づくる-1
第8回 「研究哲学」を形づくる-2
第9回 「教育哲学」を形づくる-1
第10回 「教育哲学」を形づくる-2
第11回 教育と研究を統合する-1
第12回 教育と研究を統合する-2
第13回 「社会貢献の哲学」を形づくる-1
第14回 「社会貢献の哲学」を形づくる-2
第15回 大学教員としての哲学

対象

大学院生(修士課程・博士課程)

履修条件

大学授業開発論Ⅰを履修済みであること(大学授業開発論Ⅱも履修済みであることが望ましい)

講師

教員からのメッセージ

就職前の段階から、大学教員の複雑な業務を理解し、具体的なビジョンを描くことによって、現実的なキャリアの見通しを持つことができると同時に、自らキャリアを開発していける能力を身につけることを目指します。受講条件は、大学教育開発論Ⅰを履修していること、集中講義の3日間全ての日程に参加できることです。
※当日は、ノートパソコンを持参して下さい。

詳細はこちらから(外部リンクへ飛びます)

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授業の様子

 

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