教授法に関する新たな見方を得る

大学授業開発論Ⅱ

大学授業開発論Ⅱとは?

大学教員を目指す大学院生が、授業を担当するために必要な応用的な教授技法ならびに就職後に自ら教育技法を改善する技法を身につけます。

目的と概要

大学教員を目指す大学院生が、授業を担当するために必要な応用的な教授技法ならびに就職後に自ら教育技法を改善する技法を身につける。

学習目標

  • 学習者の理解、記憶、動機づけのメカニズムを説明できる。
  • 適切な授業計画書を作成できる。
  • 実際の教育現場で、学習者のニーズにあわせて、優れてわかりやすく、動機を維持させながら、教えることができる。
  • 他者からのフィードバックを踏まえて、自己の教授技法の強みと弱みを述べることができる。
  • 参観した大学教員と受講生の授業を客観的に分析することができる。
  • 授業改善に取り組むチームにおいて、自分なりの貢献ができる。

15回の内容

第1回 オリエンテーションと模擬授業の分析
第2回 理解の教育学
第3回 記憶の教育学
第4回 動機づけの教育学
第5~6回 アクティブ・ラーニング型授業演習(マイクロ・ティーチング)(1)〜(2)
第7回 授業実践と授業観察の方法
第8~10回 授業観察と授業観察分析(1)〜(3)
第11回 中間報告
第12回 授業実践
第13回 授業実践のリフレクション
第14~15回 授業実践分析と振り返り(1)〜(2)

対象

大学院生(修士課程・博士課程)

履修条件

大学授業開発論Ⅰを履修済みであること、原則、高等教育機関において90分の授業実践先を自ら確保できること

講師

教員からのメッセージ

授業実践の相互観察および自己の振り返りを通して、教授法に関する新たな見方を得ることを目指します。大学授業開発論Ⅰの修了生で、さらに実践の経験を積みたい方に強く推奨します。

シラバスはKOANで確認して下さい。

授業の様子