探究学習

  • 2018年11月08日
  • 14時40分〜16時40分
  • 豊中 全学教育推進機構 A棟2階 HALC1 (A212)

概要

学生の主体的な学びを促進するためには、探究を基盤とした学習(Inquiry-Based Learning)を授業やカリキュラムに導入していく必要があります。IBLは卒業論文のように長期的なものから、2コマ程度で完結するような短期的なものもあります。探究学習は自律学習の理念型ですが、課題だけを与えて放任するだけではうまくいきません。IBLを構成する要素には、課題、問いづくり、目標、タイムスケジュール、プロジェクトマネジメント、評価がありますが、本セミナーでは、それぞれを適切に設定する方法について学びます。現在、探究学習に取り組んでいる教員、これから探究学習に取り組んでみたい教員にお勧めです

新任教員研修プログラム区分

教育能力開発プログラム

対象

大阪大学全教職員

定員

30名

講師

  • 佐藤 浩章
    国際共創大学院学位プログラム推進機構
    教授
    佐藤 浩章 Hiroaki Sato 国際共創大学院学位プログラム推進機構 教授
    経歴
    1997年北海道大学大学院教育学研究科・修士課程修了,2002年北海道大学大学院教育学研究科・博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。
    同年4月より愛媛大学大学教育総合センター教育システム開発部講師・准教授、教育・学生支援機構教育企画室准教授・副室長、2013年10月より大阪大学全学教育推進機構・准教授、教育学習支援センター副センター長を経て、2016年6月より現職。この間、ポートランド州立大学客員研究員、キングスカレッジロンドン客員研究フェロー、名古屋大学客員准教授、北海道大学客員准教授、国立教育政策研究所高等教育研究部客員研究員、大正大学客員教授・顧問、愛媛大学客員教授、近畿大学客員教授を歴任。専門は高等教育開発。

    著書等に、『看護教員のための問題と解説で学ぶ教育設計力トレーニング』(2023、監修)、『大学教員の能力開発研究』(2023、単著)、『看護教員のための問題と解説で学ぶ教育評価力トレーニング』(2022、監修)、『高校教員のための探究学習入門』(2021、単著)、『授業改善 (シリーズ 大学の教授法6)』(2021、共編著)、『講義法 (シリーズ 大学の教授法2)』(2017、編著)、『大学のFD Q&A』(2016、編著)、『大学生の主体性を促すカリキュラム・デザイン』(2016、編集代表)等。
    資格等
    博士(教育学,北海道大学)、高等学校教諭専修免許状(公民)
    自己紹介
    大阪大学の学生の学びと成長のために、ミクロ(授業)・ミドル(カリキュラム/教育プログラム)・マクロ(組織・機関)レベルの教育改革の取り組みを支援します。
    その際、現場のニーズをしっかり分析した上で、ファカルティ・ディベロッパーとしての経験と専門的知見に基づき、クライアントと共同して課題解決に取り組むよう心がけています。
    各種研修においては、一方的なレクチャー形式ではなく、個別・ペア・グループワークを取り入れ、参加型の研修にするよう努めています。
    また、授業・研究室運営、学部・学科の教育課題に関わる個別のご相談にも対応いたします。
    お気軽に当サイトのお問い合わせフォームでご連絡ください。

    ▼個人のWebサイト
    http://hiroakisato.com/wp/

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活動報告

学生の主体的な学びを促進するための探究を基盤とした学習(Inquiry-Based Learning)について、セミナーが開催されました。 〔セミナー当日の写真〕

過去の参加者の声

参加者の声

    具体的に授業で応用できる点があった。 4月から初めて授業を持ち疑問になっていたことが明確になりました。