ルーブリック評価(Rubric Assessment)

  • 2017年12月14日
  • 16:20~18:20
  • 吹田 コンベンションセンター研修室

概要

1枚目のレポートの採点基準と50枚目のそれがずれていると気になったことはありませんか?評価にかける時間をもっと短縮できたらと思ったことはありませんか?ルーブリックがそんな悩みを解決してくれます。ルーブリックとは、教育・学習成果の評価の厳密化と効率化を進めるために使われる評価ツールです。本セミナーではルーブリックの作成手続きと様々な事例を紹介しながら、研修時間内に自らの授業で活用できるルーブリックを作成します。成績評価の厳密化と効率化を進めたい教員だけではなく、カリキュラム・プログラム評価に関心のある教職員、人事評価に関心のある教職員の方にも有用な内容です。
* 参加者は事前に送付されるファイルを取り込んだパソコンを持参ください。持参できない場合はパソコンを使わずに紙で作業もできます。

新任教員研修プログラム区分

教育能力開発プログラム

対象

大阪大学全教職員

定員

30名

講師

  • 浦田 悠
    全学教育推進機構 教育学習支援部
    准教授
    浦田 悠 Yu Urata 全学教育推進機構 教育学習支援部 准教授
    経歴
    京都大学大学院教育学研究科・博士課程修了。
    2023年8月より現職。
    専門は生涯発達心理学,ポジティブ心理学,ICT活用教育。
    資格等
    博士(教育学,京都大学)
    自己紹介
    これまで青年期の人生の意味への問いに関心を持ってきましたが,最近はポジティブ心理学に基づいた教育実践なども試みています。
    現職ではICTを用いた学習環境の整備を軸として,教育学習支援に係わる業務を担当しております。
    どうぞよろしくお願いいたします。
  • 佐藤 浩章
    学際大学院機構
    教授
    佐藤 浩章 Hiroaki Sato 学際大学院機構 教授
    経歴
    1997年北海道大学大学院教育学研究科・修士課程修了,2002年北海道大学大学院教育学研究科・博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。
    同年4月より愛媛大学大学教育総合センター教育システム開発部講師・准教授、教育・学生支援機構教育企画室准教授・副室長、2013年10月より大阪大学全学教育推進機構・准教授、教育学習支援センター副センター長を経て、2016年6月より現職。この間、ポートランド州立大学客員研究員、キングスカレッジロンドン客員研究フェロー、名古屋大学客員准教授、北海道大学客員准教授、国立教育政策研究所高等教育研究部客員研究員、大正大学客員教授・顧問、愛媛大学客員教授、近畿大学客員教授を歴任。専門は高等教育開発。

    著書等に、『看護教員のための問題と解説で学ぶ教育設計力トレーニング』(2023、監修)、『大学教員の能力開発研究』(2023、単著)、『看護教員のための問題と解説で学ぶ教育評価力トレーニング』(2022、監修)、『高校教員のための探究学習入門』(2021、単著)、『授業改善 (シリーズ 大学の教授法6)』(2021、共編著)、『講義法 (シリーズ 大学の教授法2)』(2017、編著)、『大学のFD Q&A』(2016、編著)、『大学生の主体性を促すカリキュラム・デザイン』(2016、編集代表)等。
    資格等
    博士(教育学,北海道大学)、高等学校教諭専修免許状(公民)
    自己紹介
    大阪大学の学生の学びと成長のために、ミクロ(授業)・ミドル(カリキュラム/教育プログラム)・マクロ(組織・機関)レベルの教育改革の取り組みを支援します。
    その際、現場のニーズをしっかり分析した上で、ファカルティ・ディベロッパーとしての経験と専門的知見に基づき、クライアントと共同して課題解決に取り組むよう心がけています。
    各種研修においては、一方的なレクチャー形式ではなく、個別・ペア・グループワークを取り入れ、参加型の研修にするよう努めています。
    また、授業・研究室運営、学部・学科の教育課題に関わる個別のご相談にも対応いたします。
    お気軽に当サイトのお問い合わせフォームでご連絡ください。

    ▼個人のWebサイト
    http://hiroakisato.com/wp/

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活動報告

効果的なルーブリックの作成方法を学び、実際に作成するセミナーが開催されました。写真は当日の風景です。

過去の参加者の声

参加者の声

    実際の成績評価に役立つ内容だった。また、一度作ったルーブリックも完全なものでなく改訂する必要があるということや、不適切な項目などを作ってしまうと逆に評価しにくくなるということなど注意点もわかりました。 ルーブリックは3回見直す(1回で完璧なものはできない)ということがわかりほっとしました。作る順序などが分かったので、あとモデル例もダウンロードできるので、参考にして作る意欲がわきました。ありがとうございました。